メメント・モリ

超初心者がホノルルマラソンを完走した体験記☆

近頃まったく運動できていないじろべどんです。

幼少期には喘息に悩まされ、小中高と体育の成績は常に人並み以下。大学でもスポーツにはほとんど縁がなかったわたくし。何をどう間違えたのか、一度、フルマラソンを走った経験があります。

当時の年齢は確か30歳目前。トレーニングと呼べるほどの準備ができないまま本番を迎えましたが、結果としては6時間と少しで無事に完走することができました。ホノルルマラソン、特にマラソン初挑戦の方にお勧めできます。

なぜかというと、理由は二つ。一つは、エントリーに制限がないこと。もう一つは、いわゆる「足きり」がないことです。詳細につきましては後述します。

冗談から出たホノルルマラソン

それはある意味運命のほろ酔い日。職場の飲み会に参加していたところ、同業者の人たちが4年に1度ホノルルマラソンに参加しているという話を聞きました。何の気なしに

「わ~。いいですねぇ。私も行ってみたいな~。まあ、お休み取れないから無理ですけどね~。わはは~っ。(上機嫌)」

と会話に入っていったところ、すかさず上司が被せてきました。

「え?ホノルルマラソン?行きたいの?行ってきちゃえば?」

行ってきちゃえばって無理ですよ。冗談で言ってみただけですよ。いやいや休みはあげるからさ。だって休めれば行きたいんでしょ?いえいえ冗談で言ったんです。そもそもフルマラソンですよ?いやいや行ってくればいいじゃん。休みはオレがやるから。じろべどん、行ってこいってば!

…という押し問答の末、ついにホノルルマラソン参加が決定した模様。というか、このときはまだ半信半疑でありました。普通、12月の繁忙期にノリで長期のお休みは取れませんってば!

ホノルルマラソン参加決定から出発当日まで

ところが嘘から出た実。本当にお休みをいただけることになり、参加者のみなさんからのお声がけもあり、あれよあれよという間にホノルルマラソン参加が決定してしまったのでした。思えばさまざまに恵まれていたあの頃…(遠い目)

とはいえその頃も運動を習慣化していなかったわたくし。挑戦まで6カ月を切っていることもあり、これはどうしたものかと作戦らしきものを立てることにしました。確か、何か、攻略本を読みました。いつでも形から入るタイプなのです。(そのうち書籍が見つかりましたら紹介料狙いでご紹介させていただきます!)

もとい。ホノルルマラソン参加まで、周囲からのアドバイスもあり、気を付けたことが二つありました。

・風邪を引かない
・無理をしない

当然といえば当然なのですが、ターゲットが定まると無駄に前のめりになりがちなところ、これは妥当な目標設定であったように思います。

ホノルルマラソン参加まで気をつけたことは…たったの2つ

とりあえず皆さんと同じホノルルマラソンツアーに乗っかることに決まってしまったわたくし。ツアーに申し込もうが、休みを取ろうが、とにかく当日、参加ができなければ全ての意味がありません。そこで

・風邪を引かない
・無理をしない

という2点に気をつけた生活を出発ギリギリまで送っていました。

・風邪を引かない → アスコルビン酸の大量摂取
アスコルビン酸というのはビタミンCのことです。これを過剰なまでに飲んでいると風邪を引きにくい、と、モノの本に書いてあるのを読んで、そのまま実践しておりました。サプリメントやチュアブルタイプなどは割高です。色気のない、そのままの粉末で十分です。

※たしかに飲んでいなかったときと比べて風邪を引きにくくなっていたような気がしました。しかしあくまでも気のせいかもしれませんし、どんな物質でも過剰摂取は身体によくありません。ご参考程度にお願いします。

・無理をしない → 身体を自分の都合どおりに甘やかす
アスリートたるもの自分の身体をいじめるほどに鍛えぬくのが本来の姿。人生初のマラソン挑戦ともなればそこは気合いも入りましょう。しかしなにより大事なのは当日のコンディションです。忙しい時期にお休みをいただくともなれば故障は厳禁。社会人ランナーであればなおさら、ご自分なりのピークをホノルルマラソンへもっていけるように、身体第一で、ゆるゆるとがんばることをおすすめします。

じろべどん
じろべどん
つづく!